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2016年:イベント・製品トピックス

新入学 新学期直前 「上履き」購入の時期になりました
足育通信・第1号 「上履き」について考える(シューズ事業部)
製品2016.03.01

4月の新入学・新学期を前に、アキレスから「上履き」(内履き)の重要性をまとめた足育(そくいく)通信・第1号をお届けします。

たかが「上履き」選び、されど「上履き」選び

ついつい、安易に購入してしまうことが多い「上履き」ですが、幼少期の子供の足は日々成長を続けています。そうした点から「上履き」は慎重に選ぶ必要があります。
今回は子供の足の問題点、保護者、学校環境、さらには販売現場など、さまざまな視点から、「上履き」の重要性を探ります。

だから「上履き」は重要なのです。

一般的に子供たちが「上履き」を履いている時間は1日に約6~8時間といわれています。小学生の場合は年間約200日の通学日数ですから、合計時間は大変な数字になります。

子供の足の成長

子供の成長と共に足の骨も成長しています。
1~3歳では、足の骨格、筋肉ともにまだ柔らかな状態です。長さは年間に約12~15mm成長するといわれています。

3~7歳(保育園・幼稚園~小学校入学時)では、足の骨化(軟骨から硬い骨に変わっていくこと)により、足骨格の縦方向(足の長さ方向)・横方向(足の横方向)のアーチの発達が始まります。また、歩き方が成人型(かかとから着地)となり、足の骨格が成人に近づいてきます。長さは年間に約10㎜成長するといわれています。

7~12歳(小学校時)では、足の骨格が成人に近づき、骨格の基本である縦方向、横方向のアーチ構造も完成間近な時期となります。長さは年間に約10㎜成長するといわれています。

子供の足のトラブル

社会環境の変化、交通手段の発達、遊びの多様化など、さまざまな要因が考えられますが、年々、1日を通して子供たちの歩く場面が減少しています。小学生1日の歩数(東京都調べ)でみると、1980年代には約1万7千歩だったのに対して、2011年には約1万1千歩と激減しています。
その一方、現代の子供が起こす足のトラブルは増加傾向にあり、大人同様な外反母趾、浮き指、偏平足といった事象が報告されています。その原因はほとんどの場合、環境の変化に加え、「正しいサイズの靴を履いていない」といったことがあげられます。

校内活動においても足にはさまざまな負担が・・・・

体育の授業中、またはクラブ活動など校内活動において足にはさまざまな負担が生じています。

「上履き」選びにおけるさまざまな問題

「上履き」選びにおいて、「大は小を兼ねる」・・・。「上履き」に限らず通学履き(外履き)でも足にあわない大きめのサイズの靴を履かせているケースを多く見かけます。これは子供の足の成長に悪く、偏った姿勢や転倒にも繋がります。

子供の足は親の目線から一番遠いところにあり、さらに靴下で隠れているため、風呂場等において裸足になる以外で子供の足の成長に気づく機会が少ないという問題もあります。

未来は足元から・・・「上履き」の正しい選び方

アキレスがおすすめする「上履き」購入のポイントです。
購入時はお子様同伴がベターです。

正しい足のサイズを知り、つま先には適度な余裕を

足のかかとをしっかりと床につけ、かかとから一番長い指の先までを測ります。足のサイズがわかったら、正しい「上履き」選びです。正しく測った足のサイズに「捨て寸(つま先余裕)」をプラスしたサイズの靴を購入するようにすると靴の中で足のずれなどが起こりにくくなります。また足囲(1E、2E、3Eなどの表記)に関しても個人差がありますのでご注意ください。

適度に屈曲性のある「上履き」を

歩行時に足が曲がる位置で「上履き」が曲がることが大切です。優れた屈曲性が土踏まずの形成をサポートします。屈曲性など分かりにくければ靴屋さんに聞いてみるのも一考です。
また、寒いとソールが硬くなってしまう「上履き」もありますので注意が必要です。

踵がしっかりしているものを

踵の骨も成長中です。なるべく踵のホールド性に優れているものを選びましょう。

滑りにくいソールのものを

校内の環境によっては滑りやすい場所があります。なるべくグリップ力に優れたものを。

抗菌、防臭などの加工のあるものを

長時間履く「上履き」ですから、なるべく衛生に配慮しているものを。また、週に一回は洗ったほうが良いので、洗濯機などで丸洗い可能なものを選ぶとお手入れがラクです。

「上履き」選びは慎重に

「上履き」はさまざまなメーカーが数百円から数千円するものまで販売しています。「上履き」のソールといえばあのギザギザの・・・をイメージされる方も多いかと思いますが、「外履き」同様に進化しています。現代の子供の足の問題、学校環境、快適さ、など子供の足環境に配慮した高機能なものも増えています。足は第二の心臓ともいわれています。
成長中の子供が長く履くものです。日常においては子供に使用中の「上履き」の具合を尋ねつつ、子供の成長にあわせた「上履き」選びを心がけたいものです。

「上履き」を購入したら・・・・・

【正しい靴の履き方を】

両手で靴をしっかり持ち、足をいれ、かかとがピッタリとくるように 地面にトントントンとしましょう。
しっかりと履けたら、足の指が動くかどうか、窮屈ではないか、歩いてみてあたるところはないかなどを確認しましょう。

【正しい靴の履き方を】

正しい歩行が自然と身につく足なり歩行で、トラブルを起こしにくい健康な足に!

  • 1. かかとから着地し、
  • 2. 足裏全体にバランスよく体重をかけ、
  • 3. 前足部で蹴り出します。

アキレスの足育啓蒙活動

アキレスでは、子どもの健やかな成長のためにはヨチヨチ歩きの時期からの「足」づくりが何より重要だと考えています。
「人間が持つ足本来の機能を取り戻し、足の正しい育成を促すこと」、これこそが足を育てる=足育(そくいく)というアキレス独自の理念です。

社外においては、お得意先様からのご要望や弊社スポーツイベント(瞬足陸上教室など)での足型測定会を実施。また東京近郊の教育機関等では児童・保護者・教職員等にむけて足育に関する出前講座も実施しています。また社内には「足育相談室」を開設。上級を含む4名のシューフィッターが足型計測を行い、正しい靴の選び方や履き方などを中心に気軽に相談にも応じています(完全予約制)。