ニュースリリースNews release

2013年:ニュースリリース

『アキレスジュウテンNL』9月2日(月)より西日本地区で新発売製品情報2013.08.29

柔軟性フォームで大引間に隙間無くフィット、受け金具不要でスピード施工が可能な住宅床用断熱材

 アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:伊藤 守)は、住宅の床用充填ポリウレタンフォーム断熱材『アキレスジュウテンNL』を2013年9月2日(月)より西日本地区で新発売いたします。

 国土交通省が省エネ住宅の普及を促進し、2020年までに新築住宅等の省エネ基準義務化を実施しようとする中、省エネ・快適性の観点からも住宅用断熱材に対する関心が高まりつつあります。そのような市場環境において今回発売する『アキレスジュウテンNL』は、木造住宅の床構造の中でも、特に剛床(ネダレス)工法※1の大引間充填用に開発したポリウレタンフォーム断熱材です。

 剛床(ネダレス)工法で使用される充填断熱材は、繊維系断熱材より剛性が高く、たわみにくい発泡プラスチック系断熱材の使用が主流です。しかし、その硬さのため充填施工に手間がかかり、隙間もできやすいとの声も多く、また施工方法は金具留め工法が一般的で、金具による熱橋(ヒートブリッジ)※2と錆びの問題が指摘されていました。
 『アキレスジュウテンNL』は独自開発の連通フォーム※3の採用により、断熱性能を確保しつつ柔軟性・圧縮復元性の付加を実現しました。この適度な柔軟性の付加により、加工が簡単になるとともに、大引に密着した隙間の無い施工が可能となりました。製品の特性上、施工上の面からも断熱欠損の生じ難い断熱材です。そして、金具留めの問題に対しては面材に不織布を採用し耳状に伸ばした構造とし、その耳部分をタッカーで固定することにより金具レス工法として解決するとともに、短時間での施工を可能としました。
 また、『アキレスジュウテンNL』はポリウレタンフォーム断熱材としての剛性も維持しており、大引間に施工後は「タレ・ズレ・タワミ」の発生を防ぎ、経年において安定した断熱性能を維持します。アキレスは柔軟性のあるポリウレタンフォーム断熱材を開発することで、「施工性・加工性の向上(施工者様のメリット)」と「経年での断熱性能の維持(施主様のメリット)」を両立させました。

 当社では、西日本地区での売上目標を初年度1億円としています。

  • ※1剛床(ネダレス)工法 :

    木造住宅の床組構造は従来、根太床工法が中心でありましたが、近年は大引の上に根太を施工せず直に厚い構造用合板を張る剛床工法(ネダレス工法ともいう)が増加しています。

  • ※2熱橋(ヒートブリッジ) :

    建築構造体を構成する部材の中で断熱材を貫通するコンクリートや金具などの熱が伝わりやすい部分のこと。そのため熱損失が多く、冬期は室内側ではその部分が冷えて結露を起こしやすく、金属製品では錆が発生しやすくなります。

  • ※3連通フォーム :

    通常、硬質ウレタンフォームなどの発泡プラスチック系断熱材はひとつひとつの独立したセルに発泡剤(ガス)が封入された「独立気泡構造」ですが、今回新開発されたフォームは、セルが独立していない「連通気泡構造」のため柔軟性を発揮します。

【写真:剛床(ネダレス)工法における『アキレスジュウテンNL』施工写真】

【写真:剛床(ネダレス)工法における『アキレスジュウテンNL』施工写真】

『アキレスジュウテンNL』の概要は、以下の通りです。

製品名 アキレスジュウテンNL
規格 90mm(厚さ)×805mm(幅)×805mm(長さ) ※105mm角大引用
90mm(厚さ)×805mm(幅)×1,820mm(長さ)※105mm角大引用
90mm(厚さ)×820mm(幅)×820mm(長さ) ※90mm角大引用
90mm(厚さ)×820mm(幅)×1,820mm(長さ)※90mm角大引用
※上記以外のサイズをご要望の際は、お問い合わせください。
フォーム密度 18.0kg/m2
熱伝導率 0.040W/(m・K)
透湿係数 780ng/m2・s・Pa (ウレタンフォーム部分)
製品特長

■柔軟性能による優れた加工性・施工性

アキレス独自開発の連通フォームの採用により、断熱性能を確保しつつ柔軟性・圧縮復元性の付加を実現しました。この適度な柔軟性の付加により、加工が簡単になるとともに、大引に密着した隙間の無い施工が可能となりました。また、面材に不織布を採用し耳状に伸ばした構造とし、その耳部分をタッカーで固定することで「受け金具」を不要となり、短時間での施工が可能となりました。

■軽量性とフォーム剛性による安定施工

厚さ90mmでありながら、同等性能の床用繊維系断熱材に比較して軽量で施工時の負担を軽減します。また、ポリウレタンフォーム断熱材ゆえのフォーム剛性を有するため大引間に施工後は「タレ・ズレ・タワミ」の発生を防ぎ安定した断熱性能を維持します。

■湿度管理性能

連通フォームの採用で透湿性を有するため、室内側面材には防湿・防水機能のあるフィルム付き不織布を、床下側面材には微小な穴あきフィルム付き不織布をと表裏の面材仕様を変えることで、室内側からの水分・湿気の透過侵入を抑制し、床下側への湿気の放出を促進し、結露対策に配慮しています。

■優れた断熱性能

省エネルギー基準4 等級(その他の床) [平成25 年改正省エネルギー基準地域区分4~7]に対応。
熱伝導率:0.040W/(m・K)

■環境に優しい

『アキレスジュウテンNL』はノンフロン発泡の断熱材です。
揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド等13 物質)を使用していません。
発売日 2013年9月2日(月)
設計価格 3,800円/m2
販売地域 西日本地区
販売目標 初年度販売 1億円
ホームページ http://www.achilles-dannetu.com/

【写真:『アキレスジュウテンNL』の充填施工状況】

【写真:『アキレスジュウテンNL』の充填施工状況】