アキレスエアロンカタログ
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18(3) 加工作業時の注意加工作業においては、タチ、スキ、抜き等の他、溶剤や接着剤を使用する特殊加工など、可燃物や引火性物質を取り扱うこともあり、工場内や作業場内の整理、整頓、清掃、清潔につとめ、整然とした通路の確保と火災の危険性を取り除くことが必要です。①作業中は近くに有機溶剤を置いたり、又はそれらを使っての作業を行わないでください。(引火性のため着火の危険有り。)②グラインダーの火花でフォーム屑等が着火しないよう、作業においては周囲の清掃を確実に行うとともに、監視を強化してください。注意(3-1)①モーター等の加熱や、粉塵巻き込みによる発火を防止するために、定期的清掃と点検を行ってください。②裁断屑が散乱しないよう、定められたくずかごを利用する等、工夫を行ってください。注意①可燃性ガスの発散を押さえるために接着剤、及び溶剤容器はフタの有るものを使用するとともに、換気に留意し、全体換気、又は局所排気装置等を設置してください。②局所排気装置等のダクト内に付着した接着剤カスや可燃性粉塵等は、定期的に取り除いてください。③作業中は消火器、消火栓等の消火設備を常備してください。注意①断線時のスパークによる着火防止のため、カッターフレームをビニールで被覆してください。②工程回路に異常が発生した場合には、ヒーター電源が自動的に切れるようにしてください。③カットする場所には排気フードを取り付けてください。④カット作業が終わるまで監視するとともに、カッターの近くにはすぐ使用できるよう、消火器、消火栓等の消火設備を常備してください。注意グラインダーによる刃物の研磨作業の場合。(3-2)タチ、スキ、抜き作業の場合。①ウレタンフォームは口の中へ入れないでください。万一ウレタンフォームを飲み込んでしまった場合は、気道に詰まると呼吸困難になる恐れがあるので、念のため速やかに医師の診断を受けてください。②ウレタンブロック等、比較的大きいサイズのウレタンフォーム等の上には乗らないでください。足場が不安定となり、転落事故の危険性があります。③ウレタンブロック等の取り扱いは、重量物につき、運搬治具等を使用してください。④ウレタンフォーム等の燃焼、又は焼却においては換気に十分注意し、全体換気、又は局所排気装置等、換気に十分な設備を設けてください。⑤ウレタンフォーム等の廃棄においてはプラスチック製品の廃棄に関する各種法令や、各地域の廃棄物処理基準に従って廃棄してください。注意●その他、本製品を安全にご使用頂くために、以下の注意事項をお守りください。①接着剤使用の作業の場合、その取り扱い作業においては「火気厳禁」としてください。②静電気の発生を防止するため、散水や蒸気等による湿度管理を行うとともに、静電気を除電する装置等を設置してください。警告接着作業の場合。(3-3)ニクロム線加工の場合。(3-4)2. その他の安全上の注意1. 火災防止のためのポイント2. その他の安全上の注意

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