断熱システム総合カタログ
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特長ラインアップラインアップ/冷凍倉庫結露防止効果 11省エネ基準納まり例結露防止と結露とは、大気中の水蒸気が、ある一定の温度より下がると凝結し(これを露点温度といいます)、露となって、壁や窓などに付着する現象です。このような状態になると、壁面が汚れたり、カビが生えるなどの弊害を及ぼし、ひいては建物の耐久性を左右することになりかねません。その防止策の一つとして、壁や天井表面を露点温度以上にするため、断熱効果の高いアキレスエアロンRシリーズの吹付け工法は、大きな効果を発揮します。また、結露は室内空気中に含まれる水蒸気が要因となりますので、水蒸気の発生を少なくし、発生した水蒸気を速やかに外に出してあげることも大切です。下の図のような外壁に、次の条件を設定した場合、室内壁面の結露防止に必要な、アキレスエアロンFR-NFの厚みの算出方法は、次のとおりです。その場合、室内空気の露点温度(td)は16.5℃。td=16.5℃    Ri=0.11㎡・K/W    Ro=0.04㎡・K/Wコンクリートλ=1.6W/(m・K)         中空層の熱抵抗値χ/λ=0.09㎡・K/WアキレスエアロンFR-NFλ=0.034W/(m・K)    せっこうボードλ=0.22W/(m・K)とするとアキレスエアロンRシリーズの必要厚みχはこの式から求めた温度が室内空気の露点温度より低い場合、表面結露現象があらわれます。ti : 室内温度(℃)    to : 外気温度(℃)    td : 露点温度(℃)Ri : 室内側表面熱伝達抵抗(㎡・K/W)       Ro : 外気側表面熱伝達抵抗(㎡・K/W)λn : 各構成層熱伝達率(W/(m・K))        χn : 各構成層厚み(m)表面結露防止の算出式td≦ti-Ri(ti-to)Ri+Σχnλn+Ro条件外気温度(to)=-1℃室内温度(ti)=20℃湿度(ψi)=80%150χ159.5アキレスエアロンFR-NF中空層せっこうボード(仕上材)コンクリート(単位 mm)16.5=20-0.11{20-(-1)}0.11++0.09++0.04+0.00950.22χ0.0340.151.6χ=0.0096(m)すなわち10mm以上の厚さが必要になります。■計算例結露について住まい全体の断熱化壁や天井だけでなく窓を含めて断熱化することで、室内温度の低下を防ぎます。換気のすすめ発生した水蒸気を外に出すためには、計画的な換気をおすすめします。新築住宅では24時間換気システムが導入されていますのでこれを活用し、同システムがない場合は浴室換気扇などを活用してください。また、炊事時にはレンジフードを活用することも欠かせません。水蒸気の発生源を減らす水蒸気の発生を生活の中で、意識的に減らすことが大切です。● 開放型の暖房機を使用しない。(石油ファンヒーターなどからは水蒸気が発生しています)● お風呂のフタは開け放しにしない。● できるだけ洗濯物は室内に干さない。結露防止のポイント123

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