断熱システム総合カタログ(2021年)
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4発泡剤の変遷と物性(HFCは温室効果ガスです)■環境対策現在一般的に使用されているHFCはオゾン層は破壊しませんが、京都議定書では温室効果ガスに分類されています。代替フロン(HFC)ノンフロン(新発泡剤 HFO)(HC、CO2)京都議定書管理物質特 長ラインアップラインアップ/冷凍倉庫結露防止効果/発泡機アキレスエアロンRシリーズのラインアップノンフロンタイプ <グリーン調達適合> オゾン層破壊だけでなく、地球温暖化対策にも配慮しました。 品 名エアロンFR-FOエアロンR-2HエアロンFR-NFKHフォーム発 泡 剤HFOHFO炭酸ガス水(炭酸ガス)水(炭酸ガス)難 燃 性難燃性を有する※1JIS A 9526合格難燃性を有する※1JIS A 9526合格JIS A 9526種別A種1H相当A種2H相当A種1相当A種3相当用 途一般建築物の断熱・結露防止冷凍・冷蔵倉庫用断熱木造戸建て住宅一般建築物の断熱・結露防止木造戸建て住宅※1 JIS A 1321難燃3級試験または発熱性試験(難燃材料試験)による。※GWP(100年値)はIPCC第4次レポートの値を記載 (HFOのみ第5次レポートの値を記載)発泡剤の物性ODP00000GWP(100年値)1,0307941111発泡剤HFC245faHFC365mfcc-ペンタン(HC)炭酸ガス(CO2)HFO-1233zd「難燃性を有する」とはJISA1321の難燃3級試験、難燃2級試験、または発熱性試験(難燃材料試験)に所定の試験体で合格するものを「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」と称しています。一般的に結露防止の現場吹付けには「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」が使用されていますが、火源によっては燃焼しますので火気厳禁等の留意が必要です。なお、「難燃性を有する吹付け硬質ウレタンフォーム」単体では、建築基準法における内装制限を受ける場所には使用できません。<試験体作成方法>試験体は工場で製作しますので、実現場の厚さ・形状とは異なります。下地に厚さ5㎜以上のケイカル板等無機質系板材を使用し、実現場で使用する原液と同配合のものでフォームを吹付けます。所定のサイズにカットし試験体とします。(フォームの厚さは15~25mmとしています)納まり例省エネ基準 (HFOのみ第5次レポートの値を記載)HFCタイプ オゾン層破壊係数がゼロで、従来品の断熱性能を維持した低熱伝導率タイプです。 品 名発 泡 剤難 燃 性JIS A 9526種別用 途エアロン-RHFCJIS A 9526合格B種相当冷凍・冷蔵倉庫断熱アキレスエアロンRシリーズの商品別用途 品 名エアロンFR-FOエアロンR-2HエアロンFR-NFKHフォームエアロン-R鉄筋コンクリート造○○○××木造○○○○×冷凍・冷蔵倉庫×○××○JIS A 9526種別A種1H相当A種2H相当A種1相当A種3相当B種相当冷倉用
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