断熱システム総合カタログ(2021年)
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特 長ラインアップ冷凍倉庫納まり例結露防止効果/発泡機8Refrigerated warehouse冷凍倉庫省エネ基準食生活の多様化に伴い、食品業界では冷凍・冷蔵保存技術に対する要望が高まっており、高機能断熱システムへの期待は大きなものがあります。アキレスエアロン-Rは、他の断熱工法に比べて数多くのメリットを有し、優れた冷凍・冷蔵倉庫用断熱材として高い評価をいただいております。天井・壁:アキレスエアロンR施工アキレスエアロンR-2H及びアキレスエアロン-Rの防熱厚さアキレスエアロン-Rの施工例熱損失(侵入熱量)を設定し、防熱材厚みを計算します。実際の防熱厚みは、設備の冷凍能力やイニシャルコスト、ランニングコスト等の諸条件を考慮して決定することになります。■所要防熱厚みと計算式■壁防熱施工例■壁防熱と吊天井防熱の取合い(鉄骨造)Q=K(T1ーT2)K=11α1+Lλ+1α2Q=K(T1ーT2)K=0.147W/㎡KL=0.172〔m〕8.5=K{33-(-25)}K=11α1+Lλ+1α20.147=117.5+123L0.026+Q : 侵入熱量 (W/㎡)K : 熱貫流率 (W/㎡k)T1 : 外気温度   (℃)T2 : 庫内温度   (℃)(1) 外壁外 : 33℃、天井上 : 40℃、  床下 : 25℃(空間ある時)、または、15℃(地盤直接)庫内温度-25℃、外壁部の防熱厚みの算出防熱材熱伝導率 λ=0.026W/mk の場合従ってアキレスエアロンR-2H及びアキレスエアロン-Rは172mmの厚みが必要になります。(3) 高温側、及び低温側表面熱伝達率(2) 侵入熱量 Q=8.5(W/㎡k)(庫内温度10℃~-30℃)       Q=7.1(W/㎡k)(庫内温度-35℃以下)L : 防熱材料厚み    (m)λ : 防熱材料の熱伝導率 (W/㎡k)α1 : 高温側表面熱伝達率 (W/㎡k)α2 : 低温側表面熱伝達率 (W/㎡k)■計算式■設定条件■庫内温度と必要防熱材厚さ(外気温度33℃)鉄筋コンクリート外面防湿層アキレスエアロン-R表面材アンカーまたはインサート桟木断熱ボルトメタルラスまたはグラスメッシュ外面防湿層アキレスエアロン-R表面材桟木断熱ボルトメタルラスまたはグラスメッシュ表面材天井根太α1 : 高温側α2 : 低温側外壁236~9天井236床2312級別C3級C2級C1級F1級F2級F3級F4級庫内温度(℃)0-6-15-25-35-45-55防熱材の必要厚さ(mm)100115145175245285320■倉庫業法の冷蔵室の級別■計算例(F1級外壁)冷蔵室の級別C3級C2級C1級F1級F2級F3級F4級    保 管 温 度-2℃を超え、 +10℃以下のもの-10℃を超え、-2℃以下のもの-20℃を超え、-10℃以下のもの-30℃を超え、-20℃以下のもの-40℃を超え、-30℃以下のもの-50℃を超え、-40℃以下のもの-50℃以下のもの

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