Tn-p工法カタログ
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施工方法Tn-p工法は、注入機のポンプによりI液・R液それぞれをミキシングヘッドに送り出し、エアー攪拌により混合し、発泡ウレタン(アキレスエアロン-R)を形成する1. アキレスエアロン-Rが空洞全体に充填されるよう、概ね1.5~3.0mピッチに削孔を行う。2. 必要に応じ、充填確認のための確認孔を配置する。3. 注入プレートに注入管を取付け、材料流出防止のため隙間にコーキングを施して、注入孔に設置する。1. 注入機を資機材運搬トラックに設置し、ウレタン原液を必要量配置する。2. ホース・タンク類及びコンプレッサーを接続し、電源コードを接続する。(三相 200V 発電機25kVA)3. 注入機のスイッチを入れ、ウレタン原液の配合比の調整を行う。(キャリブレーション)4. 注入用ホースをミキシングヘッドに取付けて、試験発泡を行い、発泡ウレタンの状態を確認する。5. 注入用ホースを注入プレートに接続して、アキレスエアロン-Rを注入する。6. 圧力計が0.2MPa程度上昇するか、注入量が所定量に達したら注入を終了し、次の注入孔へ移る。7. 上記5と6を繰返し、全ての空洞にアキレスエアロン-Rを注入する。1. 所定の頻度で、密度測定及び圧縮強度試験を行う。2. ウレタン原液の出荷時には、製造ロット毎に試験成績表を添付する。① 注入孔の削孔、注入管の設置② アキレスエアロン-Rの注入③ アキレスエアロン-Rの品質管理■このカタログの内容は2020年1月現在のものです。■掲載されている仕様は予告なく変更することがあります。2001.1(1).SZ協会員<施工状況>【火気取り扱いについて】●ウレタン原液及び硬化後の発泡ウレタンは可燃物です。保管・施工に際しては、火気厳禁を徹底してください。【取り扱い上の注意】●目や鼻・口に入った場合は、ただちに多量の水で洗い流し、できるだけ早く専門医の診察を受けてください。皮膚に付着した場合は、ただちに石鹸水で洗い落としてください。●酸欠の恐れがあるので、作業現場の換気を十分に行ってください。●空洞深さが0.5m以上の大空洞の場合、発泡ウレタンを一度に大量注入すると内部発熱温度が異常に上昇し、発煙や火災に至る恐れがあります。注入高さが0.5mを超えないよう、分割して注入することを厳守してください。※ ※別途発行の技術マニュアルにしたがって施工してください。●作業時は、保護帽・保護メガネ・保護マスク・保護手袋を着用してください。●施工後の廃材や残材は、産業廃棄物として定められた方法で処分してください。●温度条件や施工条件の変化により、配合比が変化する場合があります。常に正常な配合比となっているか、確認しながら注入作業を行ってください。●I液は危険物第4類第四石油類に分類されます。所定の消防手続きを行ってから、現場搬入してください。 ※SK-03、SK-04、SK-05はR液も危険物(危険物第4類第三石油類)に該当します。(SK-01、SK-02のR液は非危険物)●ウレタン原液及び発泡設備は、直射日光の当たる場所や雨ざらしの場所に放置せず、シート養生して保管してください。警告注意発泡ウレタン空洞注入協会 開発営業部〒169-8885 東京都新宿区北新宿2-21-1新宿フロントタワーTEL03-5338-9642 FAX03-5338-9653URL https://tnp-method.com/事務局

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