「紫外線カット農ビ」は、光合成に必要な可視光線は透過しながら、近紫外域（380nm以下）の光線透過をカットした被覆資材で、病害虫の忌避効果が期待できます。病害では灰色カビ病、害虫ではアザミウマ類、コナジラミ類などの侵入抑制効果があるとされています。
ミツバチなど訪花昆虫の活動を妨げるため、イチゴ、メロンなどミツバチによる交配を行う場合の使用には適していません。
また、アントシアニン系色素により発色する、ナス、花き類などの栽培でも、色付きへの影響も懸念されるため使用には注意が必要です。