製品情報Product Information

生分解性フィルムマルチフィルムビオフレックスマルチプラス

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ビオフレックスマルチ

生分解性プラ

バイオマス 使用部位:フィルム No.230082

「ビオフレックスマルチプラス」は、「ビオフレックスマルチ」同様に土中で最終的に水と二酸化炭素に分解する生分解性マルチフィルムです。強度と柔軟性があることで機械展張性が良く、色パターンにより地温上昇効果や地温上昇抑制効果、雑草防止効果をもち、土壌水分保持力を向上させたことで作物の良好な生育を促します。露地栽培はもちろんのこと、ハウス内マルチとしての利用も拡がっています。

基本的性質

生分解性マルチ

  • 生分解性は、土壌の種類や環境により異なります。

特長

  • ビオフレックスマルチと比べて土壌の乾燥を防ぐ保湿効果を向上しました。

  • バイオプラスチックで環境に配慮した製品です。
    使用後にしっかりと鋤き込むことで、土中の微生物により水と二酸化炭素に分解されます。

  • 剥ぎ取る作業が不要となり、作業効率の向上・地球環境への負荷軽減を実現します。

  • 機械展張が可能な強度と柔軟性があります。

  • 多様な作物に対応できるように、黒・白黒・透明・銀ネズの4色を用意しています。 (全て受注生産)

  • 高い地温上昇効果と優れた雑草防止効果があり、作物の良好な生育を促します。

  • 日本バイオプラスチック協会の「生分解性プラ」認定品です。(登録NO.1209)

  • 日本有機資源協会の「バイオマスマーク」認定品です。(認定NO.230082:バイオマス度20%)

    • ※白黒については、バイオマスマーク20の認定品ではありません。

「ビオフレックスマルチプラス」の保湿効果

JIS Z 0208条件B(40℃×90%RH)を参考とした透湿度試験(当社法)

JIS Z 0208条件B(40℃×90%RH)を参考とした透湿度試験(当社法)

  • ※測定値であり、保証値ではありません。

保湿効果の評価として、JIS Z 0208条件B(40℃×90%RH)を参考とした透湿度試験(当社法)を行い、従来品『ビオフレックスマルチ』と比較し新製品『ビオフレックスマルチプラス』の保湿性の効果向上を確認いたしました。試験の結果、『ビオフレックスマルチプラス』の透湿度が従来品より約20%低減し、水蒸気バリア性能が向上していることを確認。これにより、土壌の水分蒸発が抑えられると判断いたしました。

生分解性プラスチックの分解メカニズム

生分解性マルチの分解メカニズム

生分解性マルチの分解メカニズム

生分解性試験結果

土壌の種類や環境により異なります。

生分解性試験結果「土中埋設前」「土中分解過程①」「土中分解過程②」

使用後に鋤き込むことで土中の微生物により分解されます。
生分解性試験によると、土中埋設4週間で徐々に分解が始まり、12週間後には小さな断片にまで分解されます。

※分解速度は天候、地温、土壌、地域、季節などにより異なります。

色パターン

作物によってマルチに求められる性能が異なり、用途により使い分けられる色をラインアップしています。

黒

透明

銀ネズ

白黒

規格

厚さ(mm) (cm) 長さ(m)
0.016~0.02 95~210 200~800 黒、透明、銀ネズ、白黒

【厚さ、幅、長さ:製造可能範囲】

  • *:この表は常備在庫ではありません。受注生産となります。
  • *:サイズ、長さなどの特注品についてはご相談ください。
  • *:作物によってマルチフィルムに求められる性能が異なり、用途により使い分けられる色をラインアップしています。

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