製品情報Product Information

生分解性フィルム害虫くん蒸用フィルムビオフレックス

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ビオフレックス

生分解性プラ

日本バイオプラスチック協会認定品
登録NO.267

「ビオフレックス」は、松くい虫やナラ、カシなどを枯らす害虫をくん蒸・駆除を行うときに使用する地球環境に配慮した生分解性フィルムです。害虫駆除は、ビニールと薬剤で一定期間、木に生息する害虫をくん蒸処理します。その後、ビニールは回収されますが山中では回収漏れを起こす可能性があります。「ビオフレックス」は、くん蒸処理後フイルムの役目を終えたら土中や落ち葉の堆積物中の微生物により分解されて土に帰ります。「ビオフレックス」は、弾力がありソフトな質感なので山中での作業性に優れています。
さらに、過疎化や里山の減少により発生している猪等の害獣を駆除した後や伝染病の感染拡大の抑制にも「ビオフレックス」は利用され始めています。駆除後の動物による地下水汚染の抑制や防疫の一助として土中に廃棄可能な生分解性フィルム「ビオフレックス」は新たな利用価値を見出しています。

基本的性質

生分解性フィルム(害虫くん蒸用)

  • 生分解性は、土壌の種類や環境により異なります。

特長

  • 環境に配慮した生分解性フィルム

    土中の微生物によって、最終的に水と二酸化炭素に分解されます。くん蒸完了後も取り除き作業は不要です。

  • 破れにくく、ソフトで使いやすい

    引張り・引裂き強度に優れ、しなやかで弾力性に富んでいます。しかも適度なスリップ性があり良好に被覆作業が行えます。

  • くん蒸効果をそこなわない

    特殊配合により耐候性に優れています。また、半透明なので内容物や表示が、外部から確認できます。

生分解性(従来品との比較)

生分解性
(山中の土)
ビオフレックス 塩化ビニール ポリオレフィン
分解する* 分解せず 分解せず
  • *:土壌の種類や環境により異なります。

規格

厚さ(mm) (cm) 長さ(m)
0.1 400 30
  • ※カット品も用意しています。

運搬用リュック

専用の運搬用リュックへ収納することで手軽に背負って山道を移動することができます。

特長

  • 三つ折りの収納でコンパクトに運搬できます。
  • リュックに小物入れ用ポケットを装備しています。

運搬用リュック

※運搬可能な商品は、400cm×30mの折りたたみ品となります。

当社での運搬用リュックの取扱いはございません。
詳細については、農業資材販売部
(TEL:03-5338-9289)まで
お問い合わせください。

収納・設置・取り扱い方法

収納

フィルムは、専用のリュックへ収納することで手軽に背負って山道を移動することができます。以下の手順に従って正しくフィルムを収納してください。

① 包装を解いて開梱し内部の
  フィルムを取り出します。

収納1図

収納1写真

② 平らな場所にリュックを置き、
  四辺を展開して広げます。

収納2図

収納2写真

③ 手順①で開梱したフィルムを
  リュックの中央に設置します。

収納3図

収納3写真

④ リュックの端を畳み込み
  フィルムを収納します。

収納4図

収納4写真

⑤ 図のように三つ折りにして
  リュックを畳みます。

収納5図

収納5写真

⑥ ベルトでしっかりと固定したら
  運搬できるようになります。

収納6図

収納6写真

設置

ビオフレックス 害虫くん蒸用生分解性フィルム(以下フィルム)は、設置からくん蒸も便利に行えるのが特長です。くん蒸後もすばやく収納できるので作業効率がアップします。

① 被害材の中心とフィルムの中心を合わせ
  フィルムを地面に設置します。

設置1図

② 被害材の中心に合わせながら
  両手でフィルムを引き出します。

設置2図

③ 被害材にフィルムを被せたら
  裾を覆土するために長めに切ります。

設置3図

④ フィルム中央のスリットを両側へ広げ、
  被害材全体を覆います。

設置4図

⑤ 片側のフィルムの裾を覆土で固定し、
  開いている側から被害材に薬剤を散布します。

設置5図

⑥ 余ったフィルムは図のように折り畳み
  リュックへ収納することができます。

設置6図

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施設園芸資材 用語集

  • 資材について

    「施設園芸資材」に関連する用語(資材)を説明しています。

  • 性能・機能について

    「施設園芸資材」に関連する用語(性能・機能)を説明しています。

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